ページトップへ
このページの本文へ移動

森の四季

ささやまの森公園は四季折々の風景を見せます。それぞれの四季の趣を感じてください。また、公園内にはめずらしい動植物、里山ならではの生きものを見ることができます。

 

春の訪れは八幡谷ダムから始まります。ツクシ・フキノトウが顔を出し、200本の桜が湖畔を埋め、里より一歩遅い春はアカマツ林に咲き乱れるコバノミツバツツジの赤紫色で盛りになります。


春は200本のソメイヨシノが咲き乱れる。

ソメイヨシノのような派手さはないが、ヤマザクラの野生的で控えめな美しさもまた格別。

春の散策路はコバノミツバツツジで埋め尽くされる。

雑木林の至るところ、コバノミツバツツジが咲き乱れる。

リョウブの新緑。

たくさんの若葉をつけたリョウブ。この時期の若葉の天ぷらは美味。でも園内での採取は禁止です。

 

深緑に包まれたささやまの森公園は花・鳥・昆虫の天国です。道端にツユクサ・クズ・ミズヒキが、谷にはタニウツギが、山にはコアジサイ・ヤマジノホトトギスが咲き、セミの声とせせらぎの音が響きます。


初夏、クリがきれいな白い花を咲かせる。

リョウブの深緑。園内に数多く自生する。

真夏の空では時折、入道雲が発生する。山の中で「ゴロゴロ」と鳴り始めるとヒヤリとする。

真夏の渓流。冷涼な空気が心地いい。

真夏の谷筋。コケ蒸して美しい。

逆光で輝くイヌブナの葉。

 

散策路ではコナラ・タカノツメの黄色とハゼノキが紅色に染まり、あちこちでキノコが顔を出します。ガマズミの赤い実に群がる小鳥やドングリを探し回るリスの姿で豊かな里山の自然に胸躍ります。


この時期は、どこを切り撮っても美しい。

大発生したナラタケ。

たいこ橋から眺める黄葉は絶景。

雑木林は様々な樹種で構成されているため、様々な色の紅葉(黄葉)が見られる。

逆光に輝くススキ。

真っ赤に紅葉したネジキ。

 

八幡谷ダムの静寂な水面にカモが飛来します。葉が落ち裸になった梢も冬芽をつけてじっと北風に立ち向かい春を待ちます。スギ・ヒノキの枝が降り積もる雪の重みに耐え、その姿は山水画のようです。

当地方は多雪地帯と思われているようですが、シーズンに2~3回ほどしかこの写真のようには積もりません。よって写真はよく降った日に撮影したものです。


桜の枝が雪の重みで大きくしなる。

雪が降り止んだあとの青空はとびきり美しい。

雪の止んだ後に森歩き。普段歩き慣れている散策路も風景が一変し、とても新鮮。

八幡谷ダムの雪景色。

かくし田のため池の雪景色。まるで水墨画の世界。